歯を抜いた後の穴が気になったり、歯を抜いた後の術後の状態があまり良くならなかった経験は、ありませんか?
次世代の完全自己採血による血小板濃縮フィブリン製剤として、歯科分野や再生医療など多くの分野での応用が期待されてます。
CGFとは、血小板・成長因子が豊富に含まれた、完全自己血液由来のフィブリンゲルです。このフィブリンゲルを、歯を抜いたあとの穴に入れることで、痛みの軽減・治りを早めてくれます。
完全にご自身の血液から作るため、体に合わないなどの拒絶反応や アレルギーなども出ないので安心です。採血をして機械に入れ数分たつと写真の様な黄色いフィブリンができます。
専用の鼻マスクを使い、笑気30%、酸素70%を吸って頂くとゆっくりした楽な気分で治療が受けられます。
お酒を飲んだようなほろ酔い気分に似た感覚になり、歯を削る不快な振動や注射の痛みもあまり気にならなくなります。
に有効です。
高血圧や心臓の疾患を持った患者さんの処置を行う場合に、患者さんの様子や顔色だけでは、全身状態を把握できない場合もあります。
そのため、当院では脈拍・血圧・酸素飽和度・心電図を同時にモニターする生体情報モニターを使用しています。
インプラントなど長時間にわたる手術時に用いて、脈拍・血圧・酸素飽和度・心電図などをモニターで全身の状態を見ながら安全で円滑な診療をいたします。
“手術の時だけでなく、笑気吸入鎮静法時や必要に応じて日常の治療時も使用していきます”
体内の血栓を予防するワルファリン服用患者が増加しています。抜歯などの歯科外科処置時には、術中、術後出血のリスクを避けるために、ワルファリンの投与中断が慣習化されていました。
しかし、近年では、ワルファリン中断による脳梗塞などの血栓・塞栓症イベント合併の危険性が問題視されています。抜歯にあたりワルファリンを中断すると約1%に重篤な脳梗塞を発症し、死亡例の報告もあります。
一方、ワルファリンが治療域を超えて効きすぎたまま抜歯を行うと、止血困難となることもあり、医師は、ワルファリン服用患者に対しては定期的に血液検査を行い、PTINR(ProthrombinTime-InternationalNormalized Ratio:プロトロンビン時間の国際標準比、以下INR)のモニタリングをしながらワルファリン量を決定するなど厳密な管理を行っています。
歯科医師も、抜歯などの歯科外科処置を安全に行うためには、処置時にINR値を確認することが必須であると考え、このたび当院でも設置しました。